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お竜頭の舞は、大獅子、子獅子、女獅子の三頭で弓旗を先導に十二番、四方固め、弓くぐり、橋がかりの四舞を舞う獅子舞であり、源頼朝によって疫病退散のために奉納されたのがその始まりと伝えられている。現在では旧暦の九月九日、八幡宮の祭礼の時に舞われている。この舞に使われるお竜頭は現在も社宝として社殿に祭られており、鎌倉時代の作と伝えられている。
◎お竹取りの行事
八幡宮の祭礼の御旗を結ぶ御神竹を東金の御殿山から八幡宮への奉納の行事をいう。この祭礼は、いざりばた(県指定有形民俗文化財)で織られた御旗を御神竹に結び災難、厄除けとしての神事である。祭礼の一つであるお竹取りの行事は徳川家康が東金に御殿を造営し、鷹狩におもむいたさい、八幡神社に参詣になり、その時東金の御殿山から御旗竹を奉納されたことが初めとなったといい伝えられる。これが例となり現在も続けられている。尚、祭礼の服装は上着(保存会ハッピ)、下着(ステテコ)を着用し、当番制により、八〜十六人位で行う。
白幡八幡神社
龍頭は白目も黒い、晴天であれば、西日で木陰になるためライトを使用して撮影した方が良い。
各舞毎に演者が水垢離を行う、その後、拝殿で準備を整え演舞の場へ短い練り込みで行く。
獅子の動きは単調だが、御幣を取る舞で動きが素早さを増す。
御幣を全ての獅子が取り終えると舞が終了する。
※トン汁・御神酒のおもてなしがあります。