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牛尾部落の鎮守白幡神社(下郷)、子野神社(上郷、現在潮神社合祀)の祭礼は毎年十一月十五日に行われ、当日両社の氏子によって藁で作った大蛇が奉納される。これを牛尾の蛇まつりと呼んでいる。祭礼前日の十四日、両社の氏子がそれぞれ当番の家に集まり、稲藁で長さ約八米、八頭の大蛇を作り、尾に「天下泰平」「五穀豊穣」と書いた剣を付け、その日は当番宅の座敷に飾っておき翌十五日氏子中の童子を荒形、女形に仕立てこれを先頭に、十数人の若者が大蛇を担いで当番家から鎮守に向かう。途中前後左右に荒れ廻りながら社頭に至り、華表に巻きつけられる。それより社前において酒宴が催される。蛇まつりは現在新暦であるが、かつては陰暦霜月十五日であった。これは村人達が秋の収穫を感謝し併せて五穀の豊作、そして無病息災を祈願する素朴な神事であり、数百年の長い伝統があるという。多古町教育員会《潮神社案内板》
牛尾の蛇まつり 当日次第
『 俺たち白幡大明神、悪魔を祓え、ヨーイヤッサ 』
疫病や悪魔が村内に入って来ないようにする綱吊りが祭礼に発展したと思われます。
※「芝山はにわ祭り」で県指定「白枡粉屋踊り」を撮影していたら、上郷地区の蛇は撮影出来ない。