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◎春祈祷(一月七日)
氏神様の行事で、氏子総代、区の役員が集まり、神官を招いて、お払いをし、湯花といって神社の境内で大きな釜へ笹の葉を入れて湯を沸かし、その葉を牛馬のいる家へ配った。牛馬に食べさせると病気にならないといわれた。
◎初神楽(一月二十日)
青年団員による神楽奉納があり、氏神様、天王様(神輿)、稲荷様、山王様で奉納し、最後に区長宅で舞い、団員一同でご馳走になり、おひらきとした。戦後青年団解散と同時に行われなくなった。《笹生活史
昭和五十七年三月》
笹の春祈祷と初神楽
平成三〇年一月七日 奉納次第
房総丘陵の奥山、君津市笹地区の山神社。毎年一月七日(直前日曜日)の春祈祷にて、「湯花の儀式」と「初神楽」が行われる。境内には湯釜が一つ準備してあり、神主が神楽(獅子舞)を始める前に無病息災・五穀豊穣を祈願して湯を振り掛ける。その後に神楽が始まる。演目は「山・前掛かり(めいかえ)・御幣(おんぶえ)・鈴の舞・狂い・中の舞・十六の舞」が演じられる。毎年八月十一日の夏祭りでは、山車を集落の丁字路まで移動させてから、祭りが始まる。
※湖畔の公園にトイレがあります。