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2019 | 2016 |
平成六年(一九九四)以降、十九年間中断していたのを、地区の有志が平成二五年(二〇一三)に復活させた。
毎年一月二〇日 直前日曜日の“オビシャ”と十月十七日 直前日曜日の“秋祭り”に社殿前にて行われる。
秋祭りでは“宵宮”として、前日土曜日の夜に社殿内で舞われた後に宴会が始まる。
おんべん(神主代役)が先導し、区長、雄獅子・雌獅子・子獅子の順で、社殿横の入口から出て囃子方の前を通り鳥居をくぐり定位置に付き舞の準備をする。「おんべん・区長」は社殿前に位置し、三匹獅子は赤い敷物の上に鎮座し舞が始まりを待つ。囃子方が演奏を始め三匹獅子が敷物の上で演舞を始める。最初は小学生の舞が二回行われた後に中学生に交代し再び二回舞われ、「おんべん」を先頭に鳥居をくぐり退出し社殿へ戻って行く。伝承されている「羯鼓舞」は地区内でのみ舞う事を許されており、見学するには、祭礼当日に水婆神社へ訪れるしかない。
菱沼 水婆神社御奉社(オビシャ)
奉納次第
◎当日配布資料より(地区内回覧板にて配布の資料?)
菱沼区・水婆神社秋祭り「羯鼓舞」披露される
菱沼区羯鼓舞が水婆神社/秋祭りにおいて、晴れやかに披露されました。
羯鼓舞は、大凡一五〇年前より開催のもので、水婆神社氏子及び菱沼区民の五穀豊穣及び悪魔払いをすべく、奉納舞が行われました。羯鼓舞は、獅子頭三頭で父獅子・母獅子・子獅子の獅子頭を子供がかぶり、笛・太鼓・大鼓・小鼓の演奏に合わせ、水婆神社の境内において奉納舞を行います。各地区羯鼓舞は、継続が厳しく維持が出来ない状況が大半です。菱沼地区羯鼓舞についても、二〇年程前から保存会において継承維持をしてまいりましたが、平成二五年秋祭りより保存会から新菱沼獅子連が継承、復活を図ってまいりました。獅子連活動は、大人四〇名・子供八名によって運営されており、練習については、月/二回程度十九時より二時間菱沼水婆神社において行っております。又、掲鼓舞の披露については、秋の祭礼(十月第二日曜日)/正月奉射に行われます。現在、区民の皆様さらに、舞子である子供/小学校の生徒の募集を行っております。皆様のご参加をお待ちしております。連絡先/菱沼獅子連
水婆神社は、菱沼集落の菩提寺、流光山法華寺(顕本法華宗)の境内にあります。
※駐車は門前か、墓地を進んで行くと神社前に広場がある。周辺に自販機なし。