房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

真亀の神子舞 〜春祈祷祭'15〜

須賀神社を起点に真亀集落の役員の家々を廻り玄関先で5分程の舞を行います。古くから、五穀豊穣・浜大漁・流行り病の祈祷など神事舞として舞われています。立ち寄り先の神社は熊野神社・蛭子神社・子安神社・稲荷神社など。各戸での舞は“剣と鈴”の道具を使う家と、道具類は何も使わない家がある。休憩先の各戸では到着時に玄関先で舞い、獅子頭を家に上げ休憩しお囃子を演奏します、獅子は出発時に御礼としてもう一度舞を奉納します。真亀下水神社では本格的な“剣の舞・弓の舞”も奉納される。神子舞は日の出と供に始まり、日の入りで終わる。巡幸は予定時刻より20分程遅くズレる場合がある。須賀神社の例大祭は7月海の日“前日の日曜日”で神輿、引き太鼓、羯鼓舞、山車、花車など出店もあり賑わいを見せます。

真亀の神子舞 春祈祷祭


07:00 集合
07:30 村廻り開始
08:00 熊野神社
09:10 水神社
11:20 浄泰寺
12:10 真亀下水神社(剣)
13:20 龍宮神社(龍神様)
14:30 サンライズ九十九里
14:50 蛭子神社
15:30 三枝神社(子安様)
16:20 稲荷神社
18:00 須賀神社(終了)
かっこ舞演目
・平(ひら)一番
・平(ひら)二番
・平(ひら)三番
・つらうら
・弓(ゆみ)
・剣(つるぎ)
・綱(つな)
・二人剣(ににんつるぎ)
・山廻り(やまめぐり)
お囃子の曲目
・中山(なかやま)
・かっこ返し(かっこがえし)
・くり
・通り(とおり)
・鎌倉(かまくら)
・オッペヒャラリコ
・鈴木主水(すずきもんど)
・五段(ごだん)
・四丁目(しちょうめ)

◆掲示板:郷土芸能 真亀神子連 舞子大募集
保護者の皆様へ
毎週土曜日19時から21時
真亀須賀神社(天王様)にて舞子は5歳児から練習をしています。
1時間でも30分でも体験していただけますので、気軽な気持ちでいらしてください。
不明な点や質問は以下まで連絡をお願いいたします。
会長 ****-**-****
若頭

◎平成二十七年 春祈祷 日程
須賀神社 → 熊野神社 → 境入地班長 → 北入地班長 → 北入地子安講 → 上上入地子安講 → 上上入地班長 → 水神社 → 荒場入地子安講 → 神子舞副会長 → 上区総代 → 中入地班長 → 五区連会長 → 門前入地班長 → 五区役員 → 浄泰寺 → 上区長代理 → セーブオン真亀岡店 → 下区総代 → 下区長 → 下区代理 → 五区役員 → 下区水神様 → 龍神様 → 昼食休憩 → サンライズ九十九里 → 蛭子神社 → 三枝神社(子安様) → 神子舞会員宅 → 稲荷神社 → 須賀神社

◎日程について
役員が変わる度に、神子舞の巡幸路も変わりますので、見学当日の日程を現地で確認してください。
また、当日の見所でもある「真亀下水神社」での演目も変更になる場合もあります。

◎駐車について
前半の駐車は「真亀コミュニティーセンター」か「真亀下水神社」に駐車して、お囃子を頼りに須賀神社方面に歩いて行けば良い。後半の行動は、取材陣は先に「蛭子神社」へ行き、神社の後方に若干のスペースがあるので、そこに駐車して当日の日程で後半開始が「龍神様」であれば、歩いて向かう。「サンライズ九十九里」であれば、蛭子神社で待機をする。昼食休憩の時に獅子一行と離れるので、現在の位置が分からなくなるが、「蛭子神社」の中にいる人に問い合わせて「まだ、舞っていない」と答えれば、待ち伏せていれば大丈夫だ。次の場所である、真亀第四公民館(三枝神社=子安様)へは車両で移動するので、追って向かう。ここから次の稲荷神社まで距離があるので、神子舞が休憩中に先回りして移動する。稲荷神社で舞った後は、須賀神社へ戻り春祈祷が全て終了する。

奉納日:毎年1月3日 7:00〜18:00 村廻り悪魔払い三匹獅子舞
伝承地:千葉県山武郡九十九里町真亀652 須賀神社・真亀下水神社・区内の社寺・役員宅