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吾妻神社は日本武尊の身代わりとして、走水に入水した弟橘媛の遺品を祭ったと伝えられ、毎年九月十七日に例祭が行われます。"馬だし"は、氏子の家から選ばれた"オメシ"と呼ばれる神馬の鞍に神霊である幣束をつけ、二人の青年が馬の口を持ち、馬の両脇にしがみついて疾走する神事です。常に御輿はオメシの後を行き、オメシは弟橘媛の遺品漂着地と伝えられている岩瀬海岸に到着すると、背の御幣を下ろしてその地に埋納します。神霊を馬上に移し、渡御する神事は、飾り神輿のできる以前の古態を示す大変貴重な祭りです。用具は四八点あり、民俗資料として県の文化財に指定。歴史的には、日本武尊の身代わりとして、走水の海神の怒りを静めるために入水した弟橘媛の物語があります。遺品が、岩瀬の布引きの浜に打ち上げられ、するとどこからともなく一頭の馬が現れました。その遺品をくわえると吾妻神社に上っていったと伝えられています。
吾妻神社の馬だし祭り
Nikon D800 + AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
今回は午前中の祭事は撮影せずに、十四時三〇分からの「馬だしと神輿御浜降り」のみを撮影した。
台風が過ぎ去り朝から晴天となり、平成二十五年の式典もつつがなく行われた。
馬だし会場の岩瀬海岸はカメラマン阻止のロープが2010年から貼られており、以前より自由に撮影できなくなりました。