房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

大寺の三番叟'11

大寺の三番叟は、白山神社(下布施大寺地区)の祭礼で奉納される伝統芸能です。はじまりは三百年程前からの口誦伝承です。関連の文献などはありませんが古式をよく保存している点で県下でも稀少な芸能といわれます。十年の間途絶えていました。昭和50年(1975年)に復活して保存会(大原三番叟)が結成され蘇えりました。演目には白尉黒尉の翁面、金萌絵の沢湯文様がついた鼓、笛、鈴、及び千歳の衣裳や用具などが使われます。

大寺の三番叟

現地に着いたのが、九時三〇分。
集会所では神輿到着の準備をしていた。
他に誰も居ない。仕方が無いので、大原の市街地に出て昼食を購入して時間待ち。
午前十一時に神輿が大寺青年館に到着、青年達は一時解散。
午後一時に舞が始まる。演者は皆年配で今後の活動が心配されます。

奉納日:毎年9月 最終土曜日 13:00-13:40
伝承地:千葉県いすみ市下布施1591 白山神社 / 大寺青年館