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2012 | 2011 | 2004 |
9月・第3土日は保田連合祭が行われます。土曜日(宵まち)・日曜日(本まち)。
土曜日は山車・屋台の引き廻しがそれぞれの地区で行われ、日曜日は保田神社境内に各地域の飾屋台・舞屋台・大杉山車が集合します。
各地区約10分〜15分の時間内で余興物の披露があります。
その後、保田神社を出発し、一列に並んで保田駅に入ります。
保田連合祭
大杉山車 吉浜区の日程
◆大杉山車
鋸南町では、本郷浜、吉浜、大六など、祭礼に大杉様と呼ばれる大杉山車を出す地区があります。
この大杉信仰のもとは、茨城県桜川村阿波にある、通称「あんば様」と呼ばれる大杉神社がその本宮です。
ここに祀られる大杉大明神は、関東から東北にかけて、疫病除け、航海安全の神様として広く信仰されてきました。
阿波の地は、かつては、霞ヶ浦・利根川・印旛沼・手賀沼一帯を含めた広大な内湾に突き出した半島状の地域でした。
そこに、そびえ立っていた大杉を、海川の守護の信仰対象とし、また航行の目印としていたと考えられます。
「大杉様」山車は両地区・9月第3土曜日(当日に組み立てられる)
・本郷浜地区(加茂神社・保田駅周辺)15時半 引き出し(炉ばた焼き萬寿山近く)・加茂神社に入るのは18時頃
・吉浜地区(神明神社・保田漁港周辺)12時半 引き出し・15時半 妙本寺発・19時
神社下発・21時 漁協着
◆加茂神社−浜(大杉山車)
祭神は賀茂別雷命。神武天皇が東征のおり天照大神の命を受けて天下り、矢咫鳥となって天皇を導いた賀茂建角身命の孫にあたり、総本社は京都の下賀茂神社です。建角身命をまつった上賀茂神社と両社合わせて賀茂神社と呼ばれています。御神体は天狗面です。
◆神明神社−吉浜(大杉山車)
祭神は大日霊貴命(天照大神)。日の神、太陽神として崇拝されています。
◆保田神社−保田(山車)
明治維新以前は、御霊宮と言われ菅原道真、崇道天皇など八人の祭神がまつられています。
いずれも非業の死をとげたため、祟りをなす怨霊となることを恐れ、これをまつることで鎮めたのが御霊宮のおこりです。
現在の祭神は日本武尊。
◆加茂神社−芝台(踊り屋台)
祭神は賀茂別雷命。神武天皇が東征のおり天照大神の命を受けて天下り、矢咫鳥となって天皇を導いた賀茂建角身命の孫にあたり、総本社は京都の下賀茂神社です。建角身命をまつった上賀茂神社と両社合わせて賀茂神社と呼ばれています。御神体は天狗面です。
◆日枝神社(日吉神社)−中原(屋台)
もとは山王権現、山王宮と言い、祭神は大山昨命。滋賀県大津の日枝山に鎮座する山神です。
◆遣水神社・貴船神社−大帷子上(屋台)
◆伊勢神社−大澤(屋台)
◆磯邊神社−川向(神輿)
古くは七面明神。日蓮宗の本山身延山を守護する女性の龍神、七面天女をまつったもので、明治以後、改めて天細女命を勧請して磯邊神社と改称しました。
◆鶴崎神社−元名(神輿)