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その年の豊作を願ってなされる予祝儀礼で、毎年元日の朝に洲宮神社神前にて行われます。
羽織袴姿の作男が大声で唱える言葉に従って、まず氏子が竹の鍬で田うないの所作をします。
続いて牛の役の者が代かきを行い、作男が籾まきをします。
牛は、伊勢の暦の恵方によって選ばれた新婚が努めます。
最後に、早苗を模した松葉を手に、氏子が田植えの所作をして、行事を終えます。
洲宮神社御田植神事
境内では焚き火が焚かれる中、御神酒・甘酒・豚汁のサービスがあります。集まってくるのは氏子の人達ですが、一般の見物人にも甘酒などを接待してくれます。近くには安房國一宮の『安房神社』があります。先に安房神社に参拝してからの方が時間的に良いでしょう。また、洲崎にはもう一つの安房國一宮である『洲崎神社』があります。
※作男の口上が2010年よりマイクで行うようになっていました。生声の方が良かったのですが…
※いつもは階段下から撮影していますが、今回は階段上から撮影して見ました。二〇一〇年版の方が今回の記事より全体的に良くわかるかと思います。