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2019 |
古くは鹿島神宮、息栖神社の大祭に朝暗いうちに奉納していたので「田畑の飯前ささら」と呼ばれた。祭りは地区の鎮守を最初に各戸を時計廻りに悪魔退散、五穀豊成を祈願して舞い歩く。獅子頭は女獅子、中獅子角あり、大獅子角ありの三体である。服装は襦袢をきて、たて付け袴をはき手甲をはめる。昔はこれに腹太鼓を付けていた。いわゆる藤原獅子と呼ばれるものである。舞場には五色の御幣を1.7m位の竹の上に付け3m位の間隔で4本を四角四面の四角にささら子と呼ばれる子供達が持ち踊りの舞場とする。もう1本は30cm位の御幣で女獅子がこれを持ち踊る。踊りは、1.道あり(社寺民家に入るまでの曲) 2.こがけ 3.山めぐり 4.女獅子取り 5.弓くぐり 6.おかざきが伝承されている。《茨城県の祭り・行事 ―茨城県祭り・行事調査報告書―》
田畑ささら舞
令和元年八月三日 当日次第
◎駐車について
田畑公民館周辺の道路へ路肩駐車か、三渡神社の鳥居の横に駐車して神社まで歩いて行けば良い。
※台風の影響により、例年七月最終日曜日の奉納が、翌週の八月第一土曜日へ変更となった。