貝渚の湯立神事'19

貝渚字川口に所在。平安時代初期、弘仁二年（八一一)創建と伝えられている。治承四年（一一八〇）、石橋山の戦いに敗れて伊豆から安房に逃れてきた源頼朝が、当社に立ち寄り平家打倒と源家再興を祈願した。この際、源家の旗である白幡一流れを納め、白幡大明神と称したことから、これ以後、白幡神社と呼ばれるようになった。安永九年（一七八〇）には本殿の改修が行われ、武志伊八郎信由が彫物師として参加した。毎年一月十九日には、熱湯を笹の葉にひたしてふりかけ、心身を清める「湯立神事」が行われている。この神事は古い歴史を持ち、一時は途絶えていたが、最近復活した。《鴨川市教育委員会 生涯学習課 文化振興室 郷土資料館》

Nikon Df + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED + SpeedLight SB-910

◎駐車について
白幡神社境内に駐車場があるが、道が幾分狭いので、鴨川マリーナの駐車場に止めて歩いて行った方が良い。