|
2017 |
多田の獅子舞は無病息災、五穀豊穣を祈願し、古くから千葉県香取市多田地区の鎮守妙見神社で舞われてきました。また、十二年に一度開催される香取神宮式年神幸祭でも奉納され、永正十三年(一五一六年)の神幸祭を描いた絵巻物にも多田の獅子舞が登場しています。舞は雌獅子、中獅子、雄獅子、猿、弓持ち、七夕持ちからなり、優美で変化に富んだ舞と楽曲が特徴です。以前は毎年妙見神社例祭(「おびしゃ」一月下旬)にて舞の奉納が行われておりましたが、近年は同例祭での舞は行われておりませんでした。今回、平成二十六年の香取神宮式年神幸祭で舞を奉納したことを契機に、妙見神社「おびしゃ」でも舞を復活させようという機運が高まり、二十年ぶりに舞の奉納を行うこととなりました。《多田の獅子舞保存会》
多田の獅子舞 奉納次第
平成廿九年一月廿二日
◎駐車について
佐原香取ICから「多田朝日森稲荷神社」方面へ行き稲荷神社を越えたら、ガソリンスタンド跡があるので「左折」する、そのまま道成りに進んで行けば、多田集落の裏側に着く。集落内は駐車可能なスペースが少ないので「墓場の駐車場」を利用しても良い。