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2016 |
祭神は大山咋命、大己貴命、少彦名命で、大同二年(八〇七)の創建と伝えられています。往時は、地域の村村ばかりか、成東町、蓮沼村までも含んだ広い地域にわたり氏子を抱えていた大宮神社は、現在でも四月の第一日曜日と十月十七日の例祭には、近郊から多くの参詣者を集めています。四月第一日曜日の例祭には、天下太平、五穀豊穣を祈願し、江戸中期に日光二荒山神社より伝わったといわれる由緒ある福田流の代々神楽十二座が奉納されています。また、春の例祭には神楽の他に獅子舞が奉納され、秋の例祭には神輿の渡御が行われています。
大宮神社春季大祭
平成廿八年 神楽奉納次第
大宮神社に隣接して「折戸青年館」があり、その敷地に駐車が出来るが、役員関係者の祭典中は満車なので注意する。境内には婦人部のテントがあり「焼きそば、いか焼き、焼き鳥、お好み焼き、ラムネ、綿アメ(大・小)」が各一〇〇円で販売されている。周辺には商店や自販機が無いので、腹拵えをしたい場合は利用しよう。神楽奉納が終わると、最後に大量の餅・菓子を仮設舞台から蒔き、大宮神社の春季大祭を皆で祝う。