成田山御本尊不動明王上陸聖地報恩法会'15

この聖地は、天慶二年（九三九年）、寛朝大僧正がお不動さまを奉持され、難波の津より海路を東上して上陸されました 横芝光町尾垂ケ浜の聖地です。古来より光町有志の皆様により大切に祀守されており、昭和の初め聖地を顕彰するため巨石が運ばれ、事業が進められ、昭和三五年に記念碑が建立されました。九十九里の景勝地の記念碑の建つ聖地では、毎年五月二七日御本尊上陸聖地報恩大法会を厳修していますが、成田山開基一〇六〇年記念事業として、海上安全と万物共生を願い浪切り不動尊像を建立し、御本尊上陸聖地にふさわしい聖地の整備を行ないました。

Nikon Df + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR

毎年五月二七日（大法会：御詠歌奉詠･仏讃歌奉唱･奉納踊り･奉納太鼓演奏）、九月二七日、十二月二七日に不動明王上陸の地にて、報恩法会が行われる。五月の大法会では、多くの参列者と奉祝行事で華やかに催されるが、“浪切り不動尊像”正面左右に来賓用日差し除けテントが張られるので、絵としては余り良くない。また、聖地の境内も狭く“大法会”では、見学者のスペースが限られる。