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2015 | 2009 |
稲の豊作を祈る神事で四月上旬に行われます。
この神事の世話人は高橋孫右衛門宅が世襲で行っています。
当日は、氏子総代が刈ってきた葭(よし)と楢(なら)の小枝をおばあさん達が苗結びに仕立て、約七〇〇本作って神前に供えます。
関係者一同が祈願の後、稲籠に入れた葭苗(よしなえ)を鳥居の前に運び、すげ笠にたすき姿の「早乙女」が石段下に集まった氏子たちに向かって、この葭苗を投げるという神事です。
氏子は、この葭苗を田植えまで神棚に供え、田植えの時に水口に立てて豊作を祈願します。
飽富神社 御田植神事
見学される場合は「苗作り」の作業から見た方が良いでしょう。
「御田植神事」は一〇分程度で終了します。その後「なおらい」です。
時間がある方は近くにある「袖ケ浦市郷土博物館」に立ち寄ってみてください、民俗関係の資料もあります。
田植え歌・口上・鳴物(太鼓・笛)はありません。
※年中祭事記は境内の石碑に書かれていた物です、日付近くの土日に変更になっている場合があります。
※開催日は毎年変動しているので、三月下旬に木更津「八剱八幡神社」へ問い合わせを行う。