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毎年二月中旬の日曜日の午後に稲生神社の境内に祀られている子安神社で行われる女性のみの仏教行事です。この如意輪参りは、如意輪観音の子安信仰にもとづく安産祈願の行事で、数百年の歴史があるといわれています。笛や太鼓の音色が響き渡る中、着飾った女性たちが大きな万燈を先頭にし、独特の振りの踊り(大杉囃子)で近くの子安神社まで練り歩き、御神酒で安産祈願をします。子安神社に掛軸「如意輪観音像」「子安観音像」「木花開耶姫命像」を吊るして祈願参詣するものです。午後一時頃に亀崎コミュニティセンター内にて、三回踊ります、お囃子は「いそべ」「松かざり」「大漁節」次に前庭で踊りながら三周廻ります、お囃子は「大杉囃子」その後、そのまま神社の階段下までの短い道中を踊り歩きます。稲生神社に着いたら、社殿を踊りながら三周廻ります、お囃子は「大杉囃子」その後、子安神社の前に並び「いそべ」「松かざり」「大漁節」のお囃子で踊ります。そして踊りが終わったら、踊り手たちが集まり、御神酒を飲んで安産祈願をします。全てが終わったら、来訪客にもお供物のオニギリ・菓子などを配って終了します。祭事は約一時間で終了します。
亀崎の如意輪参り
Nikon Df + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
女人講で踊りを奉納する行事は県内では数少なくなりました。
※本来は当番宅からの出発ですが、現在は亀崎コミュニティセンターが出発地点になっています。