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2015 |
◎筒粥の神事
神事の当日(一月十五日)午前八時、神殿を装飾し社頭において、鉄鍋にて粥を煮る、葭殻(よしがら)を幣束に切り、筒十二本を製し、コヨリにて編み連ね、これを中央に入れ、一時間煮て、氏子、村吏、社人立会いの上、筒粥を割り、筒の中に入った粥の多少により五穀の豊作・凶作を占う。
◎お的の神事
神事の当日(一月十七日)午前八時、神殿を装飾し、拝殿の正面一五間を隔て、お的を置き矢を三度放ち、当たった矢の行方により風、雨、旱(かんばつ)、地震の四兆を占う。十八本の矢を射て、的に矢の当たる位置などで一年の天候や豊作を占う、平安時代からの伝統行事。
これらの神事は、神事をとり行う社家について旧来の家格を遵守し、神事に用いる用具や準備など、その役割分担が厳格に受け継がれている。また五〇〇年以上も前から行われているとの伝承がある。
二宮神社 お的の神事
Nikon D700 + AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6G ED VR
AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR
茂原市指定無形民俗文化財だが、見物に訪れるカメラマンは誰も居なかった。
※駐車は幟が立っている方に止めないと、危ないので注意されます。