房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

西宮神社秋季例大祭奉納神楽'14

皆様、西宮神社秋季例大祭に、ようこそおいでいただきました。只今より奉納神楽の開始でございます。先ず、神官により舞台のお祓いをしていただきます。続いて、五行の神による四方固めの儀式が、稚児さんによって執り行われます。すでに中央に立てられております黄色の御幣は土の祖、埴山姫神(はにやまひめのかみ)にございます。先頭に黒い御幣を掲げて進みますのは、北の方を司る水の祖、象女神(みずはめのかみ)にございます。次に続きます、白い御幣を掲げて進みますのは、西の方を司る金の祖、金山彦神(かなやまひこのかみ)にございます。続きまして、赤い御幣を掲げて進みますのは、南の方を司る火の祖、迦具土神(かぐつちのかみ)にございます。しんがりの、青い御幣を掲げて進みますのは、東の方を司る木の祖、久久能智神(くぐのちのかみ)にございます。以上を持ちまして、四方固めの儀式は終了いたしました。これより稚児さんが、お榊を掲げまして奉納神楽、豊寿の舞へと進みます。ここでご紹介申し上げます、奉納神楽のお囃子方は、瀬道お囃子会の皆さんでございます。

西宮神社秋季例大祭奉納神楽


10:00 神事
10:45 行列(旭幼稚園から神社へ)
11:00 参拝
11:05 記念写真
11:07 神楽奉納
12:15 終演

  舞台のお祓い:神官が御祓い
 四方固めの儀式:女児四人による、御幣奉納(黒・白・赤・青)
    豊寿の舞:御幣を持って来た、女児四人による榊舞
     鈴の舞:二人組の巫女舞
     寿の舞:踊りの先生による「富士と鷹」と「ソーラン祭」の奉納舞
    豊年踊り:子供二人による踊り(田植えから稲刈りまで、豊作で二人が喜ぶ)
恵比須・大黒の舞:大人二人による踊り(中々釣れない恵比須が大黒に教えを頂いて…)
   えびす踊り:恵比須・大黒を中心にして、子供達が輪になって踊る
     副撒き:お神楽奉納者全員(福餅・みかん・お菓子)

西宮神社の祭礼
◎春の大祭(一月十八日)古くからの伝統行事である「唐辛子ごぼう」は近隣市町村にまで知られ当番区交代で造られ年々盛んになっております。
◎秋の大祭(十月第三日曜日)神社の大鳥居、社務所など境内整備工事の完成を記念して氏子のみなさんにより始められた、奉納神楽が行われます。
◎越年祭(十二月三十一日)古いお札のお焚上げの儀式が行われます。
◎元旦祭(一月元旦)新年の繁栄とご家内安全の特別祈願が行われます。
◎夏越祭(六月三十一日)無病息災、茅の輪くぐりがおこなわれます。

境内では甘酒が配られている。
※神社前の公園に駐車可、もしくは隣の成田山真福寺(真言宗智山派)に駐車可能

奉納日:毎年十月第三日曜日 10:00-12:15
伝承地:千葉県旭市ロ1381 西宮神社