大戸神社 御花祭り 〜射手の儀'14〜

「射手の儀」は、所役と射手二人が神前に坐し、二人の御真魚板（役）が鯉と箸、包丁を各々真魚板にして捧げ持ち、神前に進み、そこで箸で鯉を押さえながら包丁をとって調理の所作をする。次に射手の前に進み、調理した鯉を呈して式を終わり、歩射に移る。歩射は、二人の射手が境内に設けた的に向かって立ち、甲矢、乙矢を三度射して終わる。この矢の当たりによって豊凶を占う。的は、盗難除けになるというのでやはりお花持ちと同様参拝者、献納者に差し上げる。

Nikon D800 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

前日の「お花つきの儀」から、日が明けた翌日の正午から「射手の儀」が始まる。
氏子会館から一行が行列を成して、境内を出てから鳥居をくぐり昇殿する。
社殿で神事（お花餅の儀･お俎の儀･献矢の儀）が執り行われた後に奉射が行われる。
奉射では特に吉凶の占いは無く、たんたんと行われ十二本の矢が射ち放たれると終りになる。
※参拝者が購入できる「おかけ餅」は一袋百円で販売されています。