屋形獅子舞大会'13

屋形獅子舞は、口伝によれば、「正徳元年（一七一一）卯の年に夷大明神の遷宮祭を行い、五殻豊穣・浜大漁を祈願して獅子舞が奉納された」といい、その後数々の芸獅子の演目が導入、創作されたと云われており、現在町指定の無形文化財です。この三〇〇年の伝統を誇る獅子舞も、十年単位で後継者育成を図り発表大会を開催しております。今年は、年少は小学二年生から年長は三〇歳の若者達が、先輩方から熱き指導を受け、熱心に芸の伝承に励んでおります。伝承演目は、三番叟、序の舞、平獅子として布舞・御幣の舞・鈴の舞・下手、相生、芸獅子として四つ足・玉取り・蛇・花かがり・蜘蛛、狂言に伊勢参り・鳥刺し・和唐内、囃子に屋形囃子・中山囃子・馬鹿囃子等です。これらの練習成果を広く披露したく、下記により屋形獅子舞大会を開催致します。十二年ぶりの開催ですが、古式豊かな舞台設営から始まり、滅多に見られない情緒豊かな風情を演じてまいります。是非、ご来場のうえ賑わいの声援を送っていただければ演者も感激ひとしおです。

約十年毎、屋形区民会館前にて仮設舞台を組み大規模に行われる。
舞台正面に桟敷席があり、左右には高座の畳敷き観覧席（無料）がある。
地区を挙げて行われ、獅子が舞う毎に御捻（おひねり）を投げ入れ、獅子に酔いしれ熱狂する村人がそこに居る。
臨時駐車場は三ヶ所に設けてある。
※梯子獅子を撮影して、撤収しました。