房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

根本神社の神楽'13

神楽は、享保年間(一七一六〜一七三五年)の起源といわれる十二座神楽で、当時の神楽衣装三点が含まれております。同神社の氏子が継承し、社殿脇の臨時神楽殿で奉納されます。天狗の舞、住吉様、巫女の舞など十二曲からなり、最後の出し物の山の神は、婿入りして根元神社の氏子となった人によって演じられます。根元神社の祭神は天神七代(てんじんななよ)、地神五代(ちじんごだい)を祀り通称十二所権現様と親しまれています。昭和四七年(一九七二年)七月二〇日に市原市の無形民俗文化財に指定されました。

根本神社の神楽

千葉県で伝承されている、十二座神楽で現在十二座全てを行うところでは最南端に位置します。
すぐ近くの長柄町「みのこおどり」では演者不足などを理由に短縮されています。
房総横断道路【木更津〜一宮】より南部では、十二座神楽は演じられていません。
※駐車は根本公民館・淵龍寺・金剛寺の駐車場へ

奉納日:西暦奇数年 十月「体育の日」直前日曜日 9:00〜祭典 13:00〜神楽奉納 16:30〜終演
伝承地:千葉県市原市馬立61 根元神社