房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

茅野の神楽'13

三大村社の一つ「羽雄神社」の獅子舞
午前九時に関係者が参集し、玉串奉典などを行った後に社殿内で舞を奉納する。
午前十時、神輿・神楽屋台が区内を廻る。休憩の数ヶ所で舞を奉納する。

【みかはり十日】茅野地区ではむかし、十一月二十六日から十二月五日の十日間は、みかはりの日といって男は髪を刈ったり髭を剃ったりせず、女は髪を洗わず、紡績の仕事も休み、湯浴みなどはもちろんせず、恐れつつしみ、声高で話をしないで謹慎する習わしになっていました。これはむかし、大和武尊が鹿野山の賊を攻められた十日間であったということです。この村の鎮守羽雄大明神の祭神が、日本武尊である故と思われます。また、清川地区の笹子神社においても、十一月二十六日より十二月五日の間は、氏子一同が明け方早くから本社に参拝します。神社では篝火を焚き、神主は祝詞を奏し、氏子は終日謹慎斎戒し、牛馬等にいたるまでその使役を禁じ、仕事を休む習わしとしたそうです。これは、日本武尊が相模から上総にわたったとき、休憩されたその地に、後に社を建てて祭神として祀った故事によるものと思われます。《きさらづの民話》

茅野の神楽


09:00 神社集合(社殿内で神楽奉納)
10:00 宮出
10:15 幼稚園下
10:55 消防小屋(神楽奉納)
11:50 釈迦堂
12:50 主婦の店
13:30 丹過公会堂
14:15 角屋駐車場
15:00 JR高架下
15:30 馬来田駅前
16:30 旧影山医院
17:40 宮入

◆幣束の舞のうた
  ヨーイ
一、千早ふる 天の岩戸を押し開き
  いざや神楽を舞らする
二、神を勇めて一踊り
三、実に霊神の楽を整え
  羅良の袂をひるがえす
  小野々錦は 錦の袖を折りかざせ
  ようまどの始めなり
四、皆へ御信神の白幣を以って
  悪魔を払い そこで楽を
  太平楽よと改まる

圏央道・木更津東ICが直ぐ近くにあります。
※駐車は集会所へ

奉納日:9月 最終日曜日 9:00-参集 10:00-宮出 17:40-宮入
伝承地:千葉県木更津市茅野786 羽雄大明神