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2013 |
伊勢神宮、大阪住吉大社とならび日本三大御田植祭の一つに数えられており、風水害もなく無事に田植えを終え、秋の五穀豊穣を祈願するお祭りです。初日の耕田式、翌日の田植式と2日間にわたって行われます。耕田式は、拝殿の前庭において鎌・鍬・鋤・牛を使っての田植え前の田を耕す風景を模した儀式が行われ、舞女の田舞の歌や早乙女手代の田植え歌が奏されます。田植式では、8人の稚児をはじめとして神職等が参道を進み、神田へ向かい、実際に田植えの儀式が行われます。早乙女手代が田植え歌を唄いながら苗を植える姿は、昔の稲作風景を伝えるほのぼのとしたものです。なお、この時期は例年桜の見頃となり、境内は桜に包まれ、祭りに一層の彩りを添えます。また、植木市なども開かれます。
香取神宮 御田植祭 田植式
耕田式の翌日に行われる「田植式」
社殿前で「舞女の田舞の歌」と「早乙女手代の田植え歌」を行われた後に神田へ向かいます。