房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

船橋大神宮の神楽・奉納相撲'12

毎年十月二十日に船橋大神宮で行われる「奉納相撲」。天正十八年(一五九〇)にこの地を訪れた徳川家康をもてなすために子供たちを集め、相撲を取る姿を見せたことが始まりだと伝えられています。現在では大人の取り組みへと発展していますが、現在でも最初の一番は必ず子供に取り組ませ、十月の別の日に子供相撲大会も行われています。十月二十日は船橋大神宮の例祭でもあり、本殿で神事が行われた後、境内の神楽殿で神楽が演じられます。船橋大神宮の神楽は一年に六回、元日、一月三日、節分祭、水神祭、例祭、十二月の二の酉で演じられ、現在十座の舞が伝えられています。
このほか、船橋大神宮では十月一〜五日に農具市が開催されています。

船橋大神宮の神楽・奉納相撲

神楽殿は駐車場側にあります。
奉納相撲が行われる、土俵は神楽殿から少し離れています。

奉納日:毎年10月20日 11:00-奉納相撲の競技 11:30-神楽奉納 12:30-奉納終了
伝承地:千葉県船橋市宮本5-2-1 船橋大神宮