|
2011 |
作田囃子保存会を結成し、祭典の際に奉納されるお囃子並びにお神楽の舞を伝承している。総元村八声(元大多喜町)から伝えられたという。創立は元禄元年正月。勧請別当である当部落延命院が故あって廃院し、以後同部落明王院で預祀す。年を経て社殿、神輿など殆ど破損したため天保十年卯年八月、一〇〇余戸の氏子から応分の資金を募り、弘化二己巳年八月、行川村の関棟作という棟梁が神輿を再造し、続いて社殿の再建を議した。旧社殿が全村に面していなかったことから位置を巳午の方向に改め造営およそ八年当村伊東七兵衛の手によって嘉永三庚午年八月落成するに至る。
作田稲荷神社 例大祭次第
房総の城下町・大多喜から外房方面へ向かう途中にある、作田地域。周辺は田園風景が広がり、稲刈りを終えた風景が広がっている。ローカル線のいすみ鉄道が少ない乗客を乗せガタンゴトンと長閑な風景の中を走り抜けている。祭事は最初に子供囃子が演じられ、終了後に式典が行われる。次に獅子舞が行われるが、獅子は常に神輿がある本殿の方を向いて舞うので、拝殿側からだと撮影が難しい。その後に子供囃子が行われ、巡幸の準備が行われる。区内の要所では子供囃子が演じられる。