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小野区のうち、字上関田、下関田、池之辺田、新田の四地区に伝承されている。創始の年代は不明、現山武郡九十九里町字藤下の八坂神社から伝来したと言われている。陰暦九月十九日、六所神社の秋祭りに行われる。従来は陰暦二月三日オビシャにもおこなった。当日は朝、鶴岡俊昭家に総員参集し、着装、準備をする。舞手は華やかな、じゅばん、かるさんを着け獅子頭を冠り右腰に色紙の幣をさす。三人一組で舞い、それぞれが雄、雌、子(雄、雌、中)であるという。舞の種目は「横っ飛び」、「道中」、「四方かがり」、「なつみ」、「ふくみ」、「おおぐり」、「こぐり」、「から」、「一本つるぎ」などがある。舞は始め鶴岡家で行い、次いで六所神社、天神社、本円寺に奉納される。また、悪霊退散・家内安全を祈念して地区の各戸を廻る。舞う場所には必ず三本の幣束をたばねて立てる。以前は舞台を特設し様々の芸能競い演じたと言われている。終わると鶴岡家に戻り「花納め」をする。
鶴岡家から各戸廻りの出発時間は午前九時から始まります。
村廻り三匹獅子舞の各戸での舞い時間は約一分程度です。
また舞を行った各戸では一人の舞手が土足で入り込み、獅子の神霊力で病魔を退散し浄化して行きます。