房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

二宮神社の神楽'10

二宮神社は、千葉県船橋市三山にある神社である。船橋市を代表する古社の一つで、安政5年(1858年)刊の成田参詣記でも三山明神社の図のさし絵とともに紹介されている。式内社寒川神社の後裔社であり、現在でも寒川神社と呼ばれることがある。旧社格は郷社。七年に一度、下総三山の七年祭りが開催される。三山一族が先祖代々神官をつとめていた。1月15日と10月16日(例祭)に二宮神社境内の神楽殿で、節分祭には社殿で演じられます。神楽はやし連を構成しているのは地元三山の人達で、現在12座が伝えられています。

二宮神社の神楽

船橋市の「二宮神社の神楽」を撮影しに行ってきました。1月15日は、八千代市「村上の神楽・湯立神事」、千葉市稲毛「浅間神社の神楽」でも十二座神楽が行われており、どこへ行こうか考えた結果、八千代市経由(「村上の神楽」の神社へも立ち寄った)で船橋市へ入りました。コチラの神楽を撮影するにあたって、脚立はあった方がとりやすいです。最終演目に差し掛かったら脚立は邪魔にならない場所に移動させましょう、モチを投げるので拾う人の邪魔になります。

奉納日:毎年1月15日 13:00-16:00
伝承地:千葉県船橋市三山5-20-1 二宮神社