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厳島神社の湯立神事は、毎年一月第2日曜日、港の各漁船に大漁旗をうちなびかせ、厳島神社の境内で、神官・漁業会・青年会・区の各役員によって執行される。神宮の祝詞奏上から始まり、玉串奉奠、湯もどしの儀式の後、湯立の楔がはじまる。境内に設けられた二個の大釜にたぎる湯花(湯玉)を、用意された御湯笹でかきまわし、まわりにふりかけることから始まる。初めは小さくゆっくりと、だんだん大きく速く御湯笹を振って、参会者全員にふりそそぐ。最後に参詣人各自は持参の手拭いなどを釜の湯に浸して家に持ち帰り、家族の顔や手足を清め家内安全、無病息災を祈り、また、大漁を祈願する。
厳島神社の湯立神事
水しぶきに濡れる覚悟がないと、良い絵が撮れないかも知れません。
カメラもレンズも水しぶきに掛かりました。
※開催時間は年により若干異なる。