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2005 |
天津神明神社の例祭は、午前に神事が行われ、午後には天津地区の六台の笹万燈がお囃子を演奏しながら、町内を巡行します。
神明神社境内に集まり特設の舞台で舞楽の奉納に続き、歌謡ショーやカラオケ大会などが行われます。
神社参道の両側には、出店が立ち並び訪れる多くの人を楽しませてくれます。
天津神明神社 例祭式
神明(しんめい)神社の祭神は天照皇大神(あまてらす すめおおみかみ)・豊受比賣神(とようけ ひめのかみ)・八重事代主神(やえ ことしろぬしのかみ)・大山祗大神(おおやま つみのおおかみ)・木花咲耶姫命(このはな さくやひめのみこと)他六柱を祀っています。敷地795坪の境内には本殿(銅板葺神明造)、幣殿(銅板葺)、拝殿(銅板葺神明造)、社務所(瓦葺木造二階造)、祝詞舎(銅板葺)、手水舎(銅板葺神明造)が建ち並びます。その昔八重事代主神が海路で小湊に来て、永く鎮まり給うたので、住民は痔(もうけ)大明神と尊敬しました。その後治承4年に源頼朝が石橋山に破れ安房の地に逃れ、源家再興を伊勢神宮に祈願し、宿願成就すれば安房国中に御厨一処を寄進と祈誓しました。寿永3年安房国東条に御厨を新設して宿願を果たし、現在地に社殿を建て伊勢より奉迎した神霊と痔大神とを合祀しました。安房の国東条の厨又は天津厨と呼ばれました。明治14年9月19日に郷社となりました。