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毎年八月三日(現在は第一土曜日)の稲荷神社の祭礼に拝殿わきの神楽殿で奉納される。かつては土地に八組があり、祭礼には各組に伝わる神楽が集まり、賑やかであったが、現在は二組だけ奉納されている。演目は、二人立ちの獅子を中心として、笛二人、大太鼓一人、小太鼓二人、鉦一人で構成され、演目は前かがり、おんべの舞、鈴の舞、くるい、おくりから成っており、人が次第に成長していく過程が表現されているといわれています。「前かがり」は一人で歩けない幼児期を表し、次に舞い手が御幣を持って舞う「おん弊の舞」、そして「鈴の舞」、更には少年期を表現するという「くるい」となり、結びに「おくり」を演じて終わるのだと説かれています。なお、お囃子には、ばかばやし・さんぎり・あまだれ・きりんばやし・ごばやし等がある。祭礼の起源は、水不足に悩まされていた房総丘陵で、川から隧道を掘って水を引く「二五穴(にごあな)」と呼ばれる、灌漑用水路が天保七年(一八三六)に完成した事を記念し、五穀豊穣を祈願して奉納したのが始まりとされる。
豊亀稲荷大神 夏季例大祭
平成廿七年八月一日 次第
平成二十七年(二〇一五年)の「大戸見の神楽」は途中で巫女舞が入り、獅子舞が終わる毎に餅蒔きが行われました。
また、二〇一三年から三〇年振りに子供神輿が村廻りを行い、獅子舞が始まるまで境内では、スイカ割り・じゃんけん大会などが行われた。
※暑い真夏の盛りとあって、来訪客には冷たい缶飲料のおもてなしがあります。