房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

一ノ分目の村廻り三匹獅子 〜初午祭'13〜

三匹獅子が囃子と供に地区内を廻って厄払いをする。
文政八年に佐原市新島との境界争いにかった記念に獅子頭を買ってきて始めたという。
午前十時に神社で神事。(神楽の下座である、がく・らんじょを演奏)その後、社殿で、当番受渡しの儀式が行われる。
午前十一時二十分頃、子供三人が獅子頭をかぶり、笛1、締太鼓1の下座とともに行列を組んで境宮神社に乗り込む。神殿を右廻りに一周後、神殿前に整列。その後、当番役とともに獅子の行列が集落内(五組あり)を歩く。神社から集落まで距離があるため、神社から集落までは車で移動する。1998年頃までは、下座に合わせての踊り(あんばなど)もあったが、最近は行われてない。

一ノ分目の村廻り三匹獅子

舞は無い、悪魔祓い・厄祓いを祈願する三匹獅子
※開催が第一日曜日であれば、神社境内の行動を撮ってから、同日に行われる「13:20〜織幡の神楽」「14:30〜本矢作伊勢神楽」のはしご撮影ができる。

奉納日:毎年3月初午 直近日曜日 10:00-式典・当番受渡し 10:40-準備 11:20-鳥居から乗込み 11:35-車で移動して村廻り 14:00-終了
伝承地:千葉県香取市一ノ分目532 境宮神社(境稲荷宮)