海神の天道念仏'11
冬の間に弱まった太陽の力を復活させ、航海安全と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する伝統行事「天道念仏」。
農村の豊作を願う太陽信仰と、仏教特に密教が習合した行事。
念仏堂の前に祭壇を設け、十一時過ぎに祭壇の前で念佛を唱える。
その後、鉦・太鼓・踊り手が祭壇の前を時計周りに廻る。
昭和初期に一度中断したが、一九八一年に保存会が結成され、再開された。
海神の天道念仏
◎天道念仏
一.おん、あびら、うんけんそわかや
二.おん、あんち、そわかや
三.おん、せんだらや、そわかや
◎光明真言(七遍)
おんあぼきゃべいろしゃのう
まかぼだら まに はんどま
じんばら はらばりたや うん
◎延命十句観音経(三遍)
観世音 南無佛 與佛有
因與佛有縁 佛法僧縁
常楽我浄 朝念観世音
暮念観世音 念々 従心起
念々不離心《鐘一打》
◎廻向文
《鐘一打》
ねがわくはこのくどくを
もって、あまねく一切に及ぼし、
われらと衆生とみな共に
佛道を成ぜんことを《鐘二打》
周辺に駐車可能な空地はありませんが、念仏堂にいた人に尋ねたら線路側の月極駐車場を400円で駐車可能になりました。
境内は狭いので駐車は出来ません。
奉納日:毎年3月8日 直近の日曜日 11:00-11:45 12:45- 数回に分けて行う / 日程 9:00〜17:00 準備から後片付け
伝承地:千葉県船橋市海神1-17-18 海神念佛堂