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2010 |
毎年4月の第一日曜日、ここ香取神社の祭礼において五穀豊穣を祈って奉納される伝統芸能です。この獅子舞は、風流系の獅子舞といわれる一人立ちの獅子舞で、竜の頭をいただき、腹に太鼓をつけた大獅子、中獅子、雌獅子の三匹で舞われます。江戸時代から伝承されてきました。舞は14曲からなる「ほんしぼ」と、10曲からなる「花がかり」の2種類で構成され、社殿前の地面に幣束を立て、そこを舞台にします。「ほんしぼ」は50分ほど続く舞ですが、獅子舞の見どころの一つになっている雌獅子を奪い合う踊りも入っています。そして「花がかり」は、幣束の前で三匹の獅子が一匹ずつ順番に踊り、最後に大獅子の幣束本納で終る、25分ほどの舞です。なお、この貴重な獅子舞を守っていくために、昭和47年に北羽鳥香取神社獅子舞保存会が結成され、後世に伝える努力が続けられています。
北羽鳥の獅子舞
午前十時三十分に“常蓮寺前の辻”にて、ハナカガリの舞を行います。この場所での撮影は時折往来する車を気をつけながら撮影しないといけません。獅子が幣束の前で踊り、大獅子が幣束を取り両手を上げ舞い踊ります。“常蓮寺前の辻”での舞いが終わると、香取神社まで太鼓と共に練り歩きます。境内ではホンシバを舞います、舞は一時間毎に行われるので、シャッターチャンスは幾らでもあります。背景を考えながら撮れば良いでしょう。