|
2010 | 2009 |
神楽は、熊野神社の神楽殿で演じられます。かつては社家によって演じられましたが、明治以降は氏子によって行われるようになりました。現在は保存会を結成してその伝承につとめています。当日、神楽殿で猿田彦による露払いに始まり、素盛男命による七五三切りで終わる13演目の舞を奏でます。囃子には笛、鋲打ち太鼓、締太鼓が用いられ、この神楽は元禄年間に現在のようにまとめられたといわれています。仮面神による一人舞を基本とし、太太神楽の古格をよく保持するとともに独特の郷土色が加わった究めて地方的な特色をもつ芸能です。当地方では、最も古い伝統があるといわれ、従来は毎年3月21、22日(各日午前11時30分ごろから午後5時ごろ)の2日間にわたり、熊野神社の大御饌祭、太々講社祭とともに行われていたが、現在では春分の日に奉納されている。神楽殿の前面庭上に斎場を設け、玉垣で囲み、正面に大榊と四隅に四神(玄武・青竜・朱雀・白虎)の置物を飾る。
熊野神社の神楽
春の嵐が過ぎ去り比較的に穏やかな日和となりました。
熊野神社参道の薬師大神の前には桜が咲いていました。
神楽の撮影は神楽殿向かって、右側が良いのですが脚立が無いと撮影が出来ません。
また、モチ・菓子播きが3回あるので、そのつど脚立を撤収させないと危険です。