房総の祭事記 〜千葉の郷土芸能と民俗行事〜 モドル ホーム

木内大神御神楽'10

起源は明確ではないが、江戸後期文化年間に執行されたこと、又文政十二年(1829)に神楽面十一個修理を加えること等記録にあり、従ってそれ以前より行われしこと明らかなり。明治維新前は最寄の神職相会して奉仕し明治初期頃より土地の青年より行われるようになる。当時は別火があり六日前より家族と寝起を別にし潔斎をし祭事にあたった。三月三日の例祭当日、土地の神楽保存会員等により祭典に引き続き十二座の神楽舞を行う。氏子の安泰・商売繁昌・五穀豊穣を祈願する。神楽の古格をよく保存するとともに、独特の郷土色が加わった神楽である。

木内大神御神楽

猿田彦命/三寶荒神/天ノ鈿女命/天児屋根太玉命/天ノ乙女命/手力男命/榊葉/受持ノ命/八幡/恵比寿/稲荷大明神/種子蒔/素戔嗚命
距離的に遠いが撮影に行って来ました。2回目の訪問です。
昨年はスローシャッターで動感を出して撮影する方法で撮影しました。
前回は当然にブレまくりの写真ですが、動きは感じられます。今回は止絵です。
境内は寒く息も白いままです。十二座神楽が終わった後、御囃子の演奏が有ります。

奉納日:毎年3月3日 12:30-17:30 神楽終了後に御囃子の演奏があります
伝承地:千葉県香取市木内1166 木内神社 / 旧・小見川町