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一松神社の神占いであるお的式は、天文三年(一五三四年)正月四日に始まったといわれ、現在に至っています。和紙二八枚を張り合わせて作った直径九〇センチのお的には、白と黒の六重の丸を描いたものを三本の竹で支えます。弓を射るのは神主で、お的を十五メートルくらいのところから射ます。第一の矢は、この年の吉凶(神の矢)、第二の矢は、早生稲の豊凶(早生の矢)、第三の矢は(中生の矢)、第四の矢は、晩生稲の豊凶(晩生の矢)。これらの神占により作柄を予想して種蒔きをします。神社の年の初めに行われる神事の一つで、現在もそれぞれの子孫が受け継いでいます。
一松神社 御神的神事
東金 貴船神社の御神的神事が終わってから、長生村へと向かった。こちらは開催時間がまったくわからなかったが、終わっていたとしても開催時間の情報が欲しかったので現地へ向かった。神社へ午後十二時三十分に着いた。境内には数名ほど焚火で温まっていた、既に御的神事が終わってしまったかと思ったが、拝殿前の案内板に正午からと書いてあった、間に合った…。こちらの御的神事は東金に比べると、訪れる人は少なめで、カメラマンの数も少ないです。拝殿の中に入って撮影は出来なそうなので、撮影場所も限られます。
※甘酒のサービスがあります